中古のパソコンは新しいモデルに比べて手頃な価格で手に入るため、コストを抑えたい方にとって魅力的な選択肢です。しかし、見た目や価格だけで飛びついてしまうと、すぐに後悔する可能性もあります。中古パソコンの購入には、特定のポイントをしっかり確認することが必要です。本記事では、騙されないために気をつけるべき確認事項を解説し、本当に「お買い得」な中古パソコンを見つけるためのコツを紹介します。
もくじ
【スペックを確認】動作に十分な性能があるか?
中古パソコンを選ぶ際、まず確認すべきはスペックです。CPUやメモリ、ストレージ容量が、あなたが使用するソフトや作業に対応できるかをチェックしましょう。
例えば、動画編集やゲームなど重い処理を必要とする場合、古いモデルでは性能不足になることが多いです。最低でも、Core i5やメモリ8GB以上を基準に選ぶのがおすすめです。スペックをしっかり確認することで、購入後の後悔を防ぐことができます。
また、特にCPUですが『Core i5』『Core i7』とだけ書いており、何時の世代のCPUなのか分からない表記にしてある物があります。
これは、パソコンをそれなりに使っている人でも間違える物ですが、世代によって処理能力は全然違います。
PassMarkという物があり、それで比較するのがわかりやすいので
こちらのサイトさんで分かりやすく表にしてくれていますので表記されている物と最新の同じ金額のパソコンを比較して処理能力を比べてみましょう。
【バッテリーの寿命】交換が必要な場合がある
中古のノートパソコンの場合、バッテリーの劣化具合は特に重要です。バッテリーは消耗品であり、長期間使用されたパソコンのバッテリーは寿命が近づいている可能性があります。
バッテリー交換が難しい機種もあるため、購入前に実際の稼働時間を確認したり、交換の可否について事前に調べることが重要です。必要に応じて、バッテリー交換が可能か、費用がどの程度かかるかを考慮しましょう。
どれだけ使っているのか?などにも寄ってきますが、ノートパソコンならバッテリー、デスクトップなら電源ユニットが意外と劣化が早いです。特に仕事で多様していたノートパソコンなどの場合は過充電によって劣化が早まっている物も多いので確認できるなら電源についても確認しましょう。
【外観の状態】傷や劣化を見逃さない
外観の状態も重要なポイントです。多少の小さな傷や汚れは仕方ないとしても、大きなへこみや画面の割れ、キーボードの欠損などがある場合は、機能にも支障が出る可能性があります。
特に画面やキーボードは頻繁に使用する部分ですので、目立つ傷や異常がないかをしっかり確認しましょう。外観のチェックを怠ると、使い始めてすぐに問題が発生する可能性があります。
個人的には、落とした、ぶつけた、何かを溢した形跡がある物はやめた方がいいです。
一見動いていても途中で可動がおかしくなる可能性があるからです。また、自作PCでなくノートパソコンなどでネジ穴などに開いた形跡がある物もエラーが起きる可能性があるのでパソコンに詳しくない人はやめた方がいいと思います。
【動作確認】購入前に聞けるならしっかり聞こう
どこで購入するか?にもよりますが、中古品の場合は購入までに動作確認、または聞けるのであればしっかり気になる部分は聞きましょう。
特に、先程も書いた通りCPUの表記がない場合はちゃんとした表記を聞く、またストレージ(容量)も2TBとしか書かれてない場合、SSDなのか、HDDなのか分からないので聞きましょう。メモリも8GBと書かれていてもメモリもDDR3、DDR4、DDR5など種類がありこちらも数値が高い方が処理能力が高い為最近で買うならDDR4くらいは欲しい所です。
【保証とサポート】万が一の時に備える
中古パソコンは、新品と異なり保証が短いか、場合によっては全くないこともあります。そのため、購入前に保証期間や内容をしっかり確認し、トラブルが起こった際に対応してもらえるかどうかを確認することが大切です。
また、サポートがどの程度充実しているかも考慮に入れましょう。故障や不具合が発生した際にすぐに修理が可能か、代替機の提供があるかどうかなど、万が一の事態に備えることが大切です。
中古なので、保証などがない場合が多いですが、保証がある所で買う方がマシだと私は思います。
まとめ
中古パソコンは価格面で魅力的ですが、購入時にしっかりとした確認を怠ると後悔することになります。スペック、バッテリーの状態、外観、動作確認、保証とサポートの有無など、ポイントを抑えて選ぶことで、安心して長く使える一台を見つけることができます。
それでは、読んでいただいてありがとうございました!