Question
- WiFiルーターって色々あるけどどれを買えばいいの？
- WiFiルーターってどれを買ってもいいの？
このようなことで悩まれていませんか？
今や、多くの人々が家庭やオフィスでインターネットを利用していますが、快適なインターネット環境を構築するには、良質なWi-Fiルーターが欠かせません。しかし、Wi-Fiルーターは数多くのメーカーからリリースされており、どれを選べばよいのか迷ってしまうこともあるでしょう。この記事では、Wi-Fiルーターの選び方や、気にするべきポイントを紹介し、快適なインターネット環境を構築する手助けをしたいと思います。
もくじ
Wi-Fiルーターの性能と機能
Wi-Fiルーターを選ぶ際には、性能と機能に注目することが重要です。
以下では、スピード性能、カバー範囲、セキュリティ機能について解説します。
スピード性能をチェックしよう
Wi-Fiルーターのスピード性能は、インターネットを利用する際の快適さに直結します。
Wi-Fiルーターのスピード性能は、無線LANの通信規格であるIEEE802.11a/b/g/n/ac/axによって規定されています。
最近のWi-Fiルーターは、ac規格やax規格に対応しているものが多いため、高速なインターネット環境を構築することが可能です。
しかし、Wi-Fiルーターのスピード性能が高いほど価格が高くなるため、自分が利用するインターネット回線の速度や使用目的に応じて適切な機種を選ぶようにしましょう。
結局どれやねん！と思う人はIEEE802.11acと書かれている物を選べは一般家庭であれば困ることは少ないかと思います。
カバー範囲はどの程度必要か
Wi-Fiルーターのカバー範囲は、使用する環境によって異なります。
一般的に、家庭で利用する場合は、リビングや寝室を中心にカバー範囲を確保する必要があります。
また、マンションなどの複数階層の場合は、各階のカバー範囲を考慮する必要があります。
Wi-Fiルーターのカバー範囲は、製品のスペックシートで確認することができます。
カバー範囲を広げるためには、Wi-FiエクステンダーやメッシュWi-Fiシステムを利用することもできます。
Wi-Fiエクステンダー
既存のWi-Fiネットワークのカバー範囲を拡張するための装置です。
Wi-Fiエクステンダーは、既存のWi-Fiルーターと同じSSID（ネットワーク名）を使用して、同じネットワーク内で動作します。
しかし、Wi-Fiエクステンダーは単一のアクセスポイントであり、信号が届きにくい場所での通信品質や速度が低下する可能性があります。
メッシュWi-Fiシステム
複数のアクセスポイントを使って、1つの大きなWi-Fiネットワークを構成するシステムです。
複数のアクセスポイントは、互いに接続されているため、ネットワークのカバー範囲を広げることができます。
また、メッシュWi-Fiシステムは、アクセスポイント同士が自動的に通信を行い、最適な接続ルートを選択するため、安定した接続環境を提供することができます。
大きな家でない限りはそこまで気にする必要はありませんが、WiFiルータによって対応していない物もありますので、どの場所で使うか？使わないかは把握しておくといいです。
セキュリティ機能を重視するべき理由
Wi-Fiルーターは、ネットワークに接続された機器がインターネットに接続するための窓口となっています。
そのため、セキュリティ対策が不十分な場合、ハッカーによってネットワークが乗っ取られたり、個人情報が漏洩する可能性があります。
そこで、Wi-Fiルータのセキュリティ機能にも注目しましょう。
一般的に、WPA2という暗号化方式が利用されていますが、最新のWi-FiルーターではWPA3にも対応しています。
また、ファームウェアの定期アップデートやパスワード設定などのセキュリティ対策を行うことで、より安全に利用することができます。
ルーターの種類
以下ではルーターの種類についてそれぞれ説明します。
シングルバンドルータとデュアルバンドルータの違いは何か
シングルバンドルーターとデュアルバンドルーターの違いは、使用する周波数帯の数です。
シングルバンドルーターは、2.4GHz帯のみを使用して通信します。この周波数帯は広く使われており、多くのデバイスがサポートしています。ただし、周波数帯が混雑しやすいため、速度や安定性に課題がある場合があります。
一方、デュアルバンドルーターは、2.4GHz帯と5GHz帯の両方を使用して通信することができます。5GHz帯は周波数帯が広く、速度や安定性が高いため、通信品質が向上する可能性があります。ただし、5GHz帯は周波数帯が狭く、カバー範囲がシングルバンドルーターよりも狭くなる場合があります。
最近ではデュアルバンドルーターが多いと思いますので、そこまで気にしなくてもいいような気がします。
トライバンドルーターは必要なのか
トライバンドルーターは、3つの周波数帯を使用して通信することができます。このため、より多くのデバイスを接続し、より広いカバー範囲を実現することができます。また、通信品質が向上することがあります。
ただし、トライバンドルーターはシングルバンドルーターやデュアルバンドルーターよりも高価で、通信速度の向上が必要な場合や、多くのデバイスを接続する必要がある場合に必要とされます。
一般家庭で使用するには、必ずしも必要ではありません。
というか、意外と高いので在宅などで支障が出ない限りは買う必要はないと思います。
設置場所による影響
ルーターの設置場所でパフォーマンスが変わる理由は、信号の遮蔽や干渉などの影響があるためです。
たとえば、壁や天井、電子機器などの障害物がある場合、Wi-Fi信号はそれらの障害物によって遮蔽されたり、反射されたりしてしまいます。
また、電子機器や電気回路なども、周波数干渉を引き起こすことがあり、通信品質に悪影響を与えることがあります。
Wi-Fiルーターの置く場所によって障害物が多ければ速度も低下する可能性も高いですし、電子機器などを活用する場所なども影響が出やすいです。
その為、快適なインターネットライフを過ごす為にもWi-Fiルーターの置く場所などはしっかり考えるべきだと思います。
おすすめのWi-Fiルータ機種
以下では個人的におすすめと思えるWi-Fiルーターを紹介しています。
※ご覧になられる時期によって古くなっている可能性があるので、その時の最新のものをできるだけ買うほうがいいと思います。
バッファロー AX6000
最新のWi-Fi 6規格に準拠した高性能なルーターです。
デュアルバンドルーターで、2.4GHz帯と5GHz帯の両方をサポートしています。
最大転送速度は、2.4GHz帯で1148Mbps、5GHz帯で4804Mbpsです。また、8本の高性能アンテナを搭載し、高速なデータ伝送と信号強度の向上を実現しています。
NEC Aterm AX5400HP
Wi-Fi 6に対応した高速なルーターであり、NECの高品質なネットワーク機器の一つです。
このルーターは、多くの機能を備えており、ホームネットワークでの利用に最適です。
AX5400HPは、デュアルバンドルーターで、2.4GHz帯と5GHz帯の両方をサポートしています。最大転送速度は、2.4GHz帯で574Mbps、5GHz帯で4804Mbpsです。
また、8本の高性能アンテナを搭載しており、高速で安定した無線通信を実現しています。
AX5400HPは、NECの独自技術である「Aterm（エーターム）」を搭載しており、ネットワーク設定が簡単に行えます。さらに、モバイルアプリを使ってルーターの設定や管理ができるため、手軽に利用することができます。
Wi-Fiルータを買うならどれがいい？気にするポイントと考えるべきこと【まとめ】
Wi-Fiルータを選ぶ際には、スピード性能やカバー範囲、セキュリティ機能などを重視して選ぶことが重要です。
また、ファームウェアのアップデートやパスワードの設定などのセキュリティ対策を行うことで、より安全にWi-Fiルータを利用することができます。
自分が利用するインターネット回線の速度や使用目的に応じて、適切なWi-Fiルータを選びましょう。
