Question
- パソコンってどうやってすればいいの？
- パソコンを使わなくなったから捨てたいんだけど？
パソコンは現代社会において必要不可欠なデバイスの1つとなりました。しかし、長年使い続けるうちに動作が不安定になったり、最新のアプリやソフトウェアが動かなくなったりといった理由で、新しいパソコンを購入することがあります。また、故障したり使い古したりして、処分しなければならない場合もあります。
しかし、パソコンを不適切に処分すると、環境への悪影響や個人情報漏洩のリスクがあります。そのため、パソコンを処分する際には正しい方法で行うことが重要です。
本記事では、パソコンを処分する際に気を付けるべきポイントや、正しい処分方法について解説します。
もくじ
パソコンを捨てる前に確認すべきこととは？
パソコンを捨てる前には、以下のようなポイントを確認することが重要です。
パソコン内に保存されているデータのバックアップ
パソコン内に保存されているデータは、メール、写真、動画、書類など、私たちの大切な情報が詰まっている場合があります。パソコンを捨てる前には、重要なデータはバックアップを取ることをおすすめします。
バックアップするのは外付けHDDなどがおすすめです。
パソコンに保存された個人情報の削除方法
パソコン内には、自分の名前、住所、電話番号などの個人情報が保存されている場合があります。パソコンを処分する前には、個人情報を完全に削除することが必要です。具体的な削除方法については、ソフトウェアを利用してデータの消去を行う方法などがあります。
パソコンを捨てる際の正しい方法とは？
パソコンは自治体によって微妙に異なる場合がありますが、基本的には燃えるごみや可燃物として処分することはできません。
リサイクルセンターや専門業者、購入店などで処分してもらうことが多いです。
リサイクルショップ
リサイクルショップでは、パソコン本体や周辺機器などの不用品を買い取ってもらうことができます。買い取り価格は、製品の種類や状態によって異なりますが、パソコン本体の買い取り価格は数千円から数万円程度となっています。また、リサイクルショップで買い取ってもらった不用品は、リサイクルされて再利用されるため、環境にも優しい方法です。
自治体の回収方法
自治体でも、パソコンの不用品回収を行っている場合があります。回収日程や回収場所は自治体によって異なりますが、不用品回収に対応している自治体のウェブサイトや、ごみ処分センターなどで確認することができます。自治体で回収された不用品は、適切に処理されてリサイクルされるため、環境に配慮した方法となります。
製造メーカー（購入店）の回収サービス
製造メーカーまたは、家電量販店などで購入している場合は回収サービスなどを行なっている所もあります。
AppleはApple製品であればリサイクル回収を
Apple製品リサイクル
また、製造メーカーでもしている所はあります。
TOSHIBA(dynabook)
Lenovo
FUJITSU
NEC
自分が使っているパソコンメーカーで検索すれば大体出てくると思いますので、調べてみるのがいいでしょう。
製造メーカーでなくても、YAMADA電気などはパソコン処分もしているみたいですので、活用してみるのもいいかもしれません。
パソコンを捨てる際の注意点とは？
パソコンを捨てる時に注意するべきことがいくつかあります。
以下が、注意点になります。
パソコンを不法投棄しないことの重要性
パソコンを不法投棄することは、環境に大きな悪影響を与える可能性があります。パソコンには有害物質が含まれており、これらが地下水や土壌に浸透することで、環境汚染の原因となります。
また、不法投棄により、廃棄物の処理費用が増大するため、地方自治体の財政にも悪影響を与えることがあります。不法投棄は、地域の美観や健康にも悪影響を与え、社会全体の問題となります。
さらに、不法投棄は刑法違反にもなるため、罰金や懲役刑の対象になることがあります。違法行為に手を染めることで、社会的信用を失い、将来の就職やビジネスチャンスにも影響を与えることがあります。
したがって、パソコンの処分に際しては、適切な方法を選択し、環境に配慮することが大切です。リサイクル法に基づく処分方法を利用することで、パソコンを適切に処分し、環境保護に貢献することができます。
処分する業者への信用について
最終的には、業者などに依頼して処分してもらう形にはなるのですが、中にはデータは削除したけど復元できてしまう可能性だったり、業者なそが信用できない！という人もいます。
そのような場合は、物理的にデータが入っているHDDを破壊するのが無難だと思いますし、会社などですとしている所もあるかもしれません。
売る目的出ない場合は、解体しHDDを抜き出してハンマーなどで破壊して廃棄するのがいいかもしれません。
HDDだけの処分は自治体によって捨て方も異なるので調べるか、その状態でも回収してくれるか？を聞いてみたらいいと思います。
パソコン処分にかかる費用や手続きについて
パソコンを処分する場合、リサイクル法に基づく方法や自治体の回収サービスを利用する場合、費用がかかる場合があります。以下に、それぞれの方法にかかる費用や手続きについて説明します。
【リサイクル法に基づく処分方法】
パソコンをリサイクル法に基づく方法で処分する場合、以下のような費用がかかることがあります。
- 収集運搬費用：自治体やリサイクルショップによって異なりますが、数千円程度が一般的です。
- データ消去費用：パソコン内のデータを消去するために、専用ソフトを使用する場合は、費用がかかることがあります。専用ソフトを提供する業者によって異なりますが、数千円程度が一般的です。
【自治体の回収サービス】
自治体の回収サービスを利用する場合、以下のような費用や手続きがかかることがあります。
- 収集運搬費用：自治体によって異なりますが、無料の場合が多いです。ただし、回収エリアや回収時期によっては、一部費用がかかる場合があります。
- 申し込み手続き：自治体によって異なりますが、電話やインターネットでの事前の申し込みが必要な場合があります。また、収集時には、パソコンの型番やシリアル番号を確認することがあるため、用意しておくことが望ましいです。
以上のように、パソコンを処分する場合には、費用や手続きについて事前に確認しておくことが重要です。また、自治体の回収サービスやリサイクルショップの利用を検討することで、適切な処分方法を選択することができます。
パソコンを捨てるにはどうすればいい？【まとめ】
今回は、パソコンを捨てる際の正しい方法について解説しました。
パソコンは、個人情報が含まれる重要な機器であるため、適切な処分方法を選択することが必要です。
ぜひ、今回の記事を参考にして、パソコンの処分を行う際には適切な方法を選んでください。