パソコンが突然故障すると、驚きとイライラが込み上げてきますよね。特に、「何もしていないのに壊れた」という場合は、なおさら不可解さが募ります。しかし、実際にはいくつかの要素が絡んでいることが多く、それを知ることで問題の解決に近づけるかもしれません。この記事では、「何もしていないのに壊れた」という状況に直面した際に考えてみるべきポイントや原因について紹介します。
もくじ
物理的な損傷は仕方ない
何もしていないのにパソコンが壊れた時に、物理的な損傷であれば仕方ないと思います。
パソコンも物ですので、急に壊れる事も少なくありません。
例えば、モニターは生きていても、電源が故障していたら動きません。
途中まで電源が入るんだけども、HDDやSSDが壊れていたらOSが立ち上がる事はありません。
パソコンは色々なパーツが組み合わさって稼働してる物ですので、一部だけが故障しても正常に動きません。
私も過去にHDDを買ったけど半年で壊れたなんて事もありましたので、いつなん時に壊れるかは分かりません。
この場合は前兆がある事もあれば、無い時もありますので気が付かない事も多いです。
このような物理的に故障した場合は、ある意味仕方ないと思うしか無いでしょう。
壊れる前にしていた些細な行動を思い出す
物理的に壊れていないのだけど、パソコンの稼働が可笑しいなどの時は基本的に何かしろ原因があります。
私も仕事柄他人のパソコンを見たり直したりする事が多いのですが、よく聞くのが『何もしていないのに壊れた』という言葉です。
実際には何もしていない事はなく、意外と些細な事でも原因として考えられるので経験上でのパターンを記載しておきます。
OSのアップデートをした
OSのアップデートは常に最新にしておきましょう!と言われていますので、気にしないでする人が多いです。
ただ、そのアップデートが原因で変な動きをしてしまう事もあります。
セキュリティソフトなど新しくソフトをインストールした
セキュリティソフトは必要と言われているので、インストールしている人も多いでしょう。
ただ、そのセキュリティソフトやまたは新しくインストールしたソフトウエアが邪魔をしてパソコンが変な動きをする事があります。
ソフトウェアのアップデートをした
ソフトウエアのアップデートもOSと同じく当然ではありますが、その結果動きがおかしくなる事もあります。
USBなどで接続しているデバイスがある
USBでマウスやキーボードを接続している場合は、そのデバイス側に問題があり誤作動を引き起こす可能性があります。
特に、古いマウスやキーボードに多い気がするので、一度接続を抜いて起動してみたり、他の新しいデバイスで挑戦してみるのがいいと思います。
アップデート中に電源を落とした
過去にOSのアップデート中にシャットダウンして起動しなくなった人がいたのですが、この人も『何もしていないのに壊れた』と言ってきました。
特にOSのアップデート中にはシャットダウンするのは厳禁であり、壊れる原因になるので素直に待ちましょう。
消してはいけないファイルを削除した
基本的に、消してはいけないファイルは隠しフォルダになっているのですが、それを何故か消してしまう人がたまにいます。
恐らく、他のファイルを消そうと思ったのでしょうが、まとめて削除してしまいソフトなどの起動に必要なファイルを削除してしまっている事があります。
本当に何もしていない時は意外と少ない
物理的な損傷、所謂寿命などで壊れる事を除くと『何もしていなくて壊れた』という事は少ないかと思います。
特に、電源が入りWindowsマークは出るけど立ち上がらないだとか、特定のソフトで動きがおかしくなったりというのは、何かしろ原因がある可能性が高いです。
この時に大事なのは、些細な行動でもいいので自分が壊れる前に使っていた時に何をしたのか思い出す事です。
些細な事が原因でシステムエラーに繋がる事もあります。
特に、自分が修理するのではなくて、誰かに頼む時は正直に伝える事が大事です。
よく怒られるのが嫌だから嘘をつく人もいますが、その分情報が少ないので調べる時間が沢山掛かってしまいます。
ある程度、前にやっていた行動が分かればその部分を重点的に見ていく事ができるのでとても助かるのです。
まとめ
簡単にまとめますと以下のとおりです。
基本的にはこの二つだと思います。
物理的な故障は仕方ないので、修理に出すか買い替えるか検討した方が早いと思います。
また、起動するけど動きが可笑しいやフリーズするなどの場合は、何かしろ原因がある可能性が高いので思い出して調べてみましょう。
それでは、読んで頂いてありがとうございました。