家の中でWi-Fiルーターのおすすめの置き場所【家を建てる時にも考えて!】

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家の中でWi-Fiルーターのおすすめの置き場所【家を建てる時にも考えて!】

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Question

  • Wi-Fiルーターって家のどこに置くのがいいの?
  • ネット回線を引く時にモデムの置き場所に悩む

新しいアパートやマンションに引っ越した時、また新築時にWi-Fiルーターをどこに置こうか悩むことありますよね。
狭い家なら得に問題ないかもしれませんが、広い戸建ての家などの場合は家のどこかの部屋では電波が弱いなんてことも考えられます。
そうなると、中継機などを利用するという手段もありますが出来れば1つのWi-Fiで完結出来た方がスマートでいいですよね。

本記事では、家の中でWi-Fiルーターのおすすめの置き場について持論を書いています。

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Wi-Fiルーターの電波の性質を知る

Wi-Fiルーターの電波の性質を知る

Wi-Fiルーターは、電波を使ってインターネットに接続します。この電波は、以下のような性質を持っています。

ポイント

  • 2.4GHz帯と5GHz帯の2種類がある
  • 障害物に弱く、壁や床、家具などで遮られる
  • 水に弱く、水槽や風呂場近くは避ける
  • 電波は360度に広がる

2.4GHz帯と5GHz帯の2種類がある

2.4GHz帯と5GHz帯は、Wi-Fiで使用される代表的な2つの周波数帯です。それぞれ異なる特性を持つため、用途や環境に合わせて使い分けることが重要です。

2.4GHz帯の特徴

  • 長距離到達:5GHz帯に比べて壁や床などの障害物を透過しやすく、広い範囲に電波を届けることができます。
  • 多くの機器との互換性:2.4GHz帯は、Wi-Fi規格の中でも最も古い規格であり、多くの機器が対応しています。
  • 干渉を受けやすい:電子レンジやコードレス電話など、2.4GHz帯を使用する機器が多く、電波干渉が発生しやすいというデメリットがあります。
  • 通信速度:5GHz帯に比べて理論上最大通信速度が遅くなります。

5GHz帯の特徴

  • 高速通信:2.4GHz帯に比べて理論上最大通信速度が速く、動画視聴やオンラインゲームなど、大容量データの送受信に適しています。
  • 短距離到達:2.4GHz帯に比べて壁や床などの障害物を透過しにくく、電波が届く範囲が狭くなります。
  • 干渉を受けにくい:2.4GHz帯に比べて電波干渉を受けにくいというメリットがあります。
  • 機器との互換性:2.4GHz帯に比べて対応している機器が少ないというデメリットがあります。

障害物に弱く、壁や床、家具などで遮られる

Wi-Fiの電波は、壁や床、家具などの障害物によって減衰します。

ポイント

  • :コンクリート壁や金属製の壁は、電波を遮断しやすいため、設置場所によっては電波が届きにくくなります。
  • :鉄筋コンクリート製の床は、電波を遮断しやすいため、2階に設置する場合は注意が必要です。
  • 家具:金属製の家具や水タンクなどは、電波を反射しやすいため、設置場所によっては電波が届きにくくなります。

電波の減衰をできるだけ抑えるためには、以下の点に注意しましょう。

ポイント

  • 障害物の少ない場所に設置する:壁や家具などの障害物から離れた場所に設置することで、電波の減衰を抑えることができます。
  • 高めの場所に設置する:電波は高い位置に広がりやすいため、床から離れた高めの場所に設置することで、電波が届きやすくなります。
  • 中継機を使用する:広い家や障害物が多い場合は、中継機を使用することで、電波の届きにくい場所を改善することができます。

水に弱く、水槽や風呂場近くは避ける

Wi-Fiの電波は、水によって吸収されやすいため、水槽や風呂場近くは避けて設置する必要があります。

水は電波を吸収しやすいため、水槽や風呂場近くは電波が届きにくくなります。また、水滴が付着した壁や床も、電波の減衰の原因となります。
電波環境を良好に保つためには、以下の点に注意しましょう。

ポイント

  • 水槽や風呂場から離れた場所に設置する:水滴が付着する可能性のある場所も避けてください。
  • 防水対策をする:水濡れが心配な場合は、防水対策が施されたWi-Fiルーターを使用する

電波は360度に広がる

Wi-Fiルーターから発せられる電波は、360度に広がります。

電波は真円状に広がるため、設置場所によっては電波が無駄に広がってしまったり、届きにくい場所が発生したりすることもあります。

電波を効率的に利用するためには、以下の点に注意しましょう。

ポイント

  • 部屋の中央に設置する:部屋の中央に設置することで、電波が部屋全体に均等に行き渡ります。
  • 壁や家具で囲まない:壁や家具で囲んでしまうと、電波が遮断されてしまいます。
  • 指向性アンテナを使用する:特定の方向に電波を集中させたい場合は、指向性アンテナを使用する

家全体に電波を届けやすいベストな置き場所

家全体に電波を届けやすいベストな置き場所

以下の点を考慮すると、家全体に電波を届けやすいベストな置き場所を見つけることができます。

ポイント

  • 部屋の中央:電波が360度に広がるので、部屋の中央に置くのが理想的です。
  • 床から約1m離れた高さ:床や天井に反射するのを防ぎ、電波が部屋全体に行き渡りやすくなります。
  • 壁や家電などの障害物が周囲にない場所:障害物が電波を遮ってしまうので、できるだけ避けてください。
  • 電磁波を出す家電が周囲に置かれていない場所:電子レンジやコードレス電話などの電磁波を出す家電は、Wi-Fiの電波を妨害する可能性があります。
  • 近くに水気がない場所:水は電波を吸収してしまうので、水回りは避けてください。
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間取りや建物の構造に合わせた置き場所

間取りや建物の構造に合わせた置き場所

上記のベストな置き場所に加え、間取りや建物の構造に合わせて、さらに電波環境を改善することができます。

ポイント

  • 2階建て以上の場合は、1階のなるべく高い場所に設置する:1階に設置すると、2階に電波が届きにくくなります。
  • 広い家や複雑な間取りの場合は、中継機を使用する:中継機は、Wi-Fiルーターからの中継点となり、電波の届きにくい場所を広げることができます。
  • 壁や床にLANケーブルを配線する:壁や床にLANケーブルを配線すると、電波の干渉を受けずに安定した通信環境を構築できます。

家を建てる時に考えておきたいポイント

家を建てる時に考えておきたいポイント

家を建てる際には、以下の点に配慮することで、Wi-Fi環境を快適に保つことができます。

ポイント

  • Wi-Fiルーターの置き場所をあらかじめ決めておく:間取りや建物の構造に合わせた最適な置き場所を検討しましょう。
  • 電磁波の影響を受けにくい場所に設置する:電子レンジやコードレス電話などの電磁波を出す家電から離れた場所に設置しましょう。
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まとめ

アパートやマンションで備え付けの回線の場合は、基本的にあまり自由度はないので仕方ないと思います。
戸建てを建てる、または建売の家を買う際には気にしてみると後々配線が雑にならないのでいいと思います。

個人的に、壁に有線を引っ張るパターンは長期目線で見るとあまりおすすめはしません。
理由としては、規格が古くなった時に交換が困難な部分ですので、ゲームや仕事で有線回線が必須の場合は、そちらに光回線を引っ張るのがいいのではないかと個人的には思っています。
これは、中古物件などを見た時に便利に見えましたが、壁に入っているLANが古い規格の為1GBの光回線を契約しても、Cat5などですと100Mppsが限界なので速度が出ない為です。

であれば、Wi-Fiの方がよっぽど早いと思いますので無理に壁にLANを引っ張るよりもWi-Fiでの接続をおすすめします。
この部分についてはまたどこか別の記事で書こうかと思います。

それでは、読んでい頂いてありがとうございました!

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